I PROJECT,TOKYO

Palm Springs Modern

Vintage Apartment Renovation

築40年を超えるビンテージマンションをフルリノベーションしました。どこにいても陽の光を感じられる温かみのある家、カラフルでオリジナリティある家を目指して計画を進めたI様邸のご紹介です。理想としたのは海外でよくあるオープンフロアプラン(別名studio)のように全ての空間がゆるく繋がっている間取り。どこにいても家族の存在を感じることができる様にということを柱にプランを進めました。

ビンテージマンション特有の狭い玄関は広くし、リビングとの仕切りにガラスパーテーションを用いることで、玄関にも自然光を取り入れ、空間を明るく伸びやかに感じられる工夫をしました。キッチンは常にリビングダイニングを見渡せ、コミュニケーションがとりやすいL型に変更。窓からは遮る物のない多摩川の水面が見渡せる好立地。台所仕事をしながらも景色を眺めて息抜きができます。家具はモダン要素を取り入れながら、視線を途切れさせないガラス製のものを意識的に使って、空間により一体感が出るようにセレクトしています。

Living Room

ガラスパーテーションでリビングとエントランスを仕切って視線をつなげることで奥行感を演出すると同時にエントランスにも自然光が入るように考えました。薄暗い廊下は壁を取り、玄関-書斎-寝室が繋がったファミリースペースを設け、全ての空間が緩やかにつながり、どこにいても自然光を感じることができる明るい間取りへと変貌しました。

DEN・Family Space

薄暗く閉鎖的だった廊下を無くし、玄関-書斎-寝室が緩やかに繋がったファミリースペースを新たに設けました。一つの空間でもゾーニングはされているので、程よい距離感を保ちつつ、お互いの存在を常に感じる事ができます。書斎には広いコーナーデスクを設け、将来的にお子様も一緒に勉強できるように計画しています。テーマカラーのオレンジの壁は、想いの詰まった写真やアートをセンス良く飾って、自由にインテリアを楽しんでいらっしゃいます。

BedRoom

オレンジをアクセントに彩度の異なる暖色が上手に取り入れられています。腰窓に対して、床までのカーテンにすることで、安心感を与えゆったりとした寝室にふさわしい雰囲気になりました。主張しすぎない上品な壁紙やアートが表情を豊かにし、調和の取れた空間に仕上がっています。

 

景色をゆっくり眺められる窓際のダイニングベンチは最もお気に入りの場所だそう。ご自身で塗装したというモスグリーンの広々としたL型キッチンからは常にリビングダイニングや外の景色を楽しむことができます。キッチンもインテリアの一部としてトータルバランスの良い魅力的な空間です。 低い梁のため、内部ドアは特注で製作、ドアノブなど細部にまで美意識と感性が感じられます。カーペットにすることで、しっとりとした上質さと温かさのある空間になりました。大きな鏡はお子様のダンスステージにと設置され、明るく楽しい家族の様子が伺えます。

 

これで完成ではなく、これから大きなアートや植栽、ビンテージ家具などを取り入れ、自分達らしいオリジナリティあふれる家に作り上げて行きたいというI様。抜群のセンスと感性に導かれ、様々な要素がミックスした唯一無二の魅力的な空間に仕上がりました。家族への愛と陽の光が燦々と降り注ぐ理想が詰まったこの家は、ビンテージマンションリノベーションの可能性を広げる良い例となりました。