【輸入住宅】O project, TOKYO

Paris Style

住宅街に現れたハッと目を惹くおしゃれな建物。パリ2区セーヌ川のほとりに位置するHotel Victoires OperaをデザインのヒントにしたO様邸の外観。1階が単身者向けの賃貸物件、2・3階がオーナー様のお住まいになっています。まさしくパリのアパルトマンのイメージそのままに素敵な住宅が完成しました。1階部分は黒に近いグレー、2・3階は白で塗装し、コントラストを明確にすることで、デザインの美しさが際立つように計画しました。外観の見どころはモールワーク、あえて直線のみで端正に仕上げた1階部分は想像通りため息の出るカッコよさです。

Entrance

白と黒でまとめた光の陰影が美しいエントランスホールです。床のモザイクタイルはラグにヒントを得た遊び心のあるデザインです。視線を引き付けて空間をゆったりと見せる効果もあります。

大型の土間収納には、かつて納屋や倉庫のドアとして用いられたバーンドアを採用。シンプルな扉に鏡を貼り、ゴールドの取っ手でスタイリッシュにアレンジしました。

 

LivingRoom

吹き抜けになった上階からの光が艶やかに差し込む心地よいリビングルームです。吹き抜け部分はブリックタイルを用いたアクセントウォールにしました。表面の凹凸が光を反射して美しい陰影を作り、空間をドラマチックに演出します。時間や季節により、様々な表情を楽しむことができます。白で統一した空間にテクスチャーの変化をつけることで奥行感が出て、洗練された空間になります。

 

Dining Kitchen

 

壁側のキャビネットには程よく木目が透けて見えるグレイッシュな塗装の上品な材料を使いました。白を基調とした空間にメリハリが生まれ、調和のとれた美しいキッチンに仕上がりました。ナチュラルな印象の中に一点、バブルが浮いているようなモダンな照明がアクセントに効いています。こちらの素敵な照明はO様がご自身で見つけてくださった拘りのもの。インテリアを自由に楽しむ姿勢が暮らしをより豊かにしてくれます。

 

Toilet

艶やかな色気のあるネイビーと白タイルとのコントラストが美しいトイレです。床にはニューヨークで人気のエンコースティックタイル(セメントタイル)を採用し、アクセントにすると同時にコントラストを柔和にするつなぎ役にもなっています。好きだけど大きい面積では取り入れにくい、大胆な柄や色を上手に使った空間になっています。

 

Powder Room

 

Bed Room